統計研究会では60周年記念事業の1つとして下記書籍を出版いたします。
タイトル: 「シナリオ2019−日本と世界の近未来を読む」
編 者: 宮川公男(統計研究会理事長)
執筆者: 加藤久和、中村靖彦、松岡 譲、高橋 裕、山地憲治、
井堀利宏、小川英治、上條俊昭、下村恭民、金子能宏、
池上直己、玄田有史、市川昭午、清永賢二、佐藤隆三、
土生修一、西村可明、小此木政夫、国分良成、大場裕之、
池内 恵、碓井 彊、宮川公男(敬称略、目次構成順)
定 価: 2000円+消費税
出版社: 東洋経済新報社
配 本: 11月22日(木)
統計研究会では、2019年頃の日本および世界において、政治、経済、社会、文化、環境など
のいろいろな分野で起こるかも知れない出来事を想定し、その可能性をどう考えるかという
アンケート調査を実施しました。その結果をベースに統計研究会の個人会員をはじめ
各界の有識者の方々のご意見をまとめた内容になっております。是非、御一読ください。
以下、目次をご紹介いたします。
近未来をシナリオで考えてみよう・・・シナリオの考え方と効用
1 世界の人口 2 日本の人口
1 「不測の事態」の可能性は? 2 中国の食料事情の影 3 米国の穀物生産の動向 4 食料輸入の陰の仮想水
1 異常気象発生の頻度はどの程度変化しているか 2 北大西洋海流の減衰は大きな影響をもたらすか 3 米国は温暖化問題に本格的に取り組んでいるか 4 日本における脱温暖化社会への取り組み
1 世界人口の五分の1は水に苦しんでいる 2 水危機の実態 3 水・食料・エネルギーは三位一体
1 立ちはだかる資源と環境の制約 2 石油価格はどうなるのか 3 原子力ルネッサンスは実現するか 4 バイオ燃料は期待に応えられるか
1 財政赤字解消は可能か 2 どうなる今後の公債残高と必要な増税幅 3 国民負担率はどこまで増えるか 4 財政赤字解消に向けて
1 米国の経常収支赤字からドル安へ 2 どうなる円ドルレート? 3 ユーロの誕生から強いユーロへ 4 人民元の為替相場
1 地価の動向――人口減少とともに消える土地神話 2 株価水準の動向
1 なぜ貧困と不平等なのか 2 貧困・不平等はどのような意味を持つ概念なのか 3 貧困と不平等はなぜ長期間忘却され、再発見されるのか 4 アンケート結果は何を物語るか
1 年金問題のポイントは何か 2 見直しをせまられる介護問題 3 子育ては社会保障給付と職場環境の両輪で
1 医療の公平性とは? 2 混合診療解禁をめぐる攻防とその影響 3 予防事業による医療費の抑制効果は? 4 都道府県への権限委譲は進むか?
1 むずかしい予測 2「正社員」はなくなるか 3 性別・年齢別の働き方格差はなくなっているか 4 働けない、働きたくない若者は増えているか
1 基礎学力は回復するか 2 教育荒廃を克服できるか 3 教員の需給は心配ないか 4 私大経営は大丈夫か
1 誤った規範観と規範対応――物差しの狂い 2 2019年社会でも変わらない逸脱現象
1 CIAの予測 2 国力を示す三要素 3 アンケート調査の示もの 4 米国の比較優位は金融(ファイナンス)と不動産業
1 「欧州」の概念を変えるトルコ加盟 2 国家主権と連邦主義の共存続く 3 欧州大統領――主権の守護者か、連邦化の牽引車か 4 必要性と社会不安との板挟み――移民問題のジレンマ 5 初の非欧州出身のローマ法王誕生か
1 BRICsとロシア 2 ロシア経済の動向とロシア政府の予測 3 社会経済体制の将来
1 体制競争での敗北と核兵器開発 2 ブッシュ政権の北朝鮮政策変更 3 三つのシナリオ
1 中国研究における予測の難しさ 2 中国の資本主義化 3 中国の民主化 4 人民元の完全変動相場制
1 ハイスピードの経済成長の光と影 2 人的資源・技術革新拠点の強みと弱み 3 懸念される環境問題――汚染される空気と水不足 4 インド経済に対する魅力の高まり 5 製造業の貢献度の向上と日本のコミットメントが今後の鍵
1 「価値観の融合による調和」か? 2 「持続的な不安定」か? 3 「文明の衝突」か? 4 空想と悪夢の間の現実を見すえて